不動産コンサルティング技能試験合格コース

不動産コンサルティング技能試験・登録制度とは

公益財団法人不動産流通推進センターが、不動産特定共同事業法施行規則第17条第1項第3号に基づき、国土交通大臣の登録を受けて実施している登録証明事業です。
不動産コンサルティングを行うために必要な知識及び能力に関する試験を行い、試験に合格し不動産等に関する5年以上の実務経験を有する等の要件を満たして登録した方を「公認 不動産コンサルティングマスター」として認定し、「公認 不動産コンサルティングマスター認定証」等を交付することにより、一定水準の知識及び能力を有していることを証明するものです。

また、不動産コンサルティング技能試験を受験するためには、「宅地建物取引士」、「不動産鑑定士」、「一級建築士」のいずれかの資格登録が必要であり、合格者は上位資格者の証明となります。

不動産コンサルティングマスターとは

不動産コンサルティングマスターとは、不動産業務に関する総合的な知識と提案力を有した者として認定される、日本唯一の不動産コンサルティングの資格となっています。
平成30年2月現在、約17,000名の方が認定を受けています。

取得メリット

  • 不動産コンサルティング業務としての報酬受領が可能
  • 一定の要件のもと、宅地建物取引業務とは別に、独立した業務として報酬の受領が可能となります。

  • 人的な資格要件を獲得
  • 不動産コンサルティングマスターとして認定されると、以下の3つの人的資格要件を獲得できます。
    ・「不動産特定共同事業」の業務管理者となるための資格
    ・「不動産投資顧問業登録規程」における登録申請者及び「重要な使用人」の知識についての審査基準を満たす資格
    ・「金融商品取引法」における「不動産関連特定投資運用業」を行なう場合の人的要件を満たす資格

試験の概要

受験資格 受験申込時点で次の1~3のいずれかに該当する方
  • 1 宅地建物取引士資格登録者で、現に宅地建物取引業に従事している方、又は今後従事しようとする方
  • 2 不動産鑑定士登録者で、現に不動産鑑定業に従事している方、又は今後従事しようとする方
  • 3 一級建築士で、現に建築設計業・工事監理業等に従事している方、または今後従事しようとする方
試験内容 <択一式試験>
  • 四肢択一 50問(事業、経済、金融、税制、建築、法律の6科目)
<記述式試験>
  • 【必修科目】実務、事業、経済の3科目
  • 【選択科目】金融、税制、建築、法律の中から1科目選択(選択科目は、試験当日に選択して解答)
試験地 札幌・仙台・東京・横浜・静岡・金沢・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄の12地区
申込受付期間 令和4年 7月19日(火)~令和4年 9月16日(金)まで(WEB申込のみ)
試験日 令和4年11月13日(日)
<ガイダンス>午前10時15分~10時30分
<択一式試験>午前10時30分~12時30分
<記述式試験>午後14時00分~16時00分
合格発表 令和5年1月13日(金)10:00
過去のデータ   令和元年度 令和2年度 令和3年度
受験者数 1,323人 1,223人 1,170人
合格者数 538人 529人 444人
合格率 40.7% 43.3% 37.9%
合格点
※200点満点
120点 125点 110点
試験機関 公益財団法人不動産流通推進センターhttp://www.retpc.jp/consul-exam/

教材について

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不動産コンサルティングマスターを目指すなら
アットホームスタディ「不動産コンサルティング技能試験合格コース」で!

教材セット

不動産コンサルティング技能試験の対策講座を扱っているのは、アットホームスタディだけ!
当社では、不動産コンサルティング技能試験が初めて実施された翌年から「試験対策講座」を販売しています。実績とノウハウに裏打ちされた充実の試験対策教材が、あなたを合格まで導きます。

2

試験頻出のポイントはこの1冊で!試験対策テキスト

アットホームスタディ「総合講座」のウリは何といってもこの試験対策テキスト。
これまでの試験傾向を分析し、過去に出題された主な論点の解説や解き方、対策チェックリストなどを分野別に1冊にまとめました。
例題を用いてわかりやすく解説しているので、知識がスムーズに頭に入ってきます。
当社自慢のオリジナル試験対策テキストを是非ご活用ください!

3

資格試験学習の基本は過去問検討!分野別過去問題集と解説

どんな資格試験でも、一番大事になるのは過去問学習です。
当社の過去問題集は、学習効果はもちろん、使い勝手を考えた3つの特徴を備えています。

①他社には無い5年分の過去問題を収録
→5年分の過去問題を収録しているので、これまでの傾向を把握するのにも役立ちます。もちろん、毎年見直しを行い、法改正や税制改正にも対応しています。

②分野別に問題を収録
→不動産コンサルティング技能試験は、「事業」「経済」「金融」「税制」「建築」「法律」と、多くの分野に分かれています。そのため、それぞれの分野を重点的に学習できるよう、択一式と記述式をそれぞれ分野別に収録しています。

③学習しやすいレイアウト
→学習される方の使い勝手を考え、択一式問題は1ページ1問を収録。記述式問題も可能な限りページ内に設問が収まるレイアウトにしております。
※分野別過去問題集と解説は、単品販売も行っております。

4

スキマ時間の有効活用に!充実のWEB問題

過去5年分の択一式問題250問に加え、一問一答形式の〇×問題等。充実したWEB問題をご用意しております。パソコンはもちろん、スマートフォンからでも閲覧可能なので、スキマ時間を有効に使った学習ができます。

教材セット内容

教材セット
  • 学習の手引き(1冊)

    当講座活用のためのガイドブックです。過去の試験内容や学習方法、質問票、課題の提出方法、受験申込方法に関する情報等も記載しています。

  • 基本テキスト(3冊)

    試験実施機関である公益財団法人不動産流通推進センター発行のテキストです。
    分野別に掲載されており、幅広い試験範囲を効率的に学習できます。

  • 試験対策テキスト(1冊)

    試験合格に必須の頻出問題の解法を掲載した、当社オリジナルの試験対策教材です。
    近年の出題傾向を分析し、幅広い試験範囲の中から的を絞った内容で編成しています。受講者の学習効率を上げるために最適な教材です。

  • 分野別過去問題と解説「平成29年~令和3年」(1冊)

    過去5年分を分野別に編集し、解説を付けた過去問題集です。
    各分野の出題傾向の把握や、得意・不得意分野の見極めに便利です。
    ※webからでも回答可能です(択一式250問を収録)。                                
    ※画像はイメージです。

    コンサル_分野別過去問題と解説
  • 添削課題(1冊)

    「事業・実務」「経済」「金融」「税制」「建築」「法律」の6つの分野別に、出題が予想される論点を取り上げた添削課題。分野別課題を解くことで理解度の確認を行い、本試験に向けて対策を立てることができます。
    ※課題提出期間締切後には、web上に択一式の問題・解答解説を公開します。

  • WEB○×問題

    特に重要と思われる問題をピックアップし、携帯電話やスマートフォンでも解きやすい一問一答形式で作成。
    移動時間等により多くの問題を解くことができます。

  • 受講者専用ページ(マイページ)

    試験申込み開始のお知らせや法改正情報等、必要な情報をタイムリーに提供します。
    また、近年出題頻度の高い各省庁の公表資料や試験に関する情報を随時「トピックス」にて提供します。

  • 学習サポート

    本講座受講中、学習内容に関する疑問点等は、マイページ、Eメールまたは質問票で何度でも質問できます。

  • <オプション>スクーリング(有料)

    公益財団法人不動産流通推進センターが主催するコンサルティング実務を学ぶスクーリングです。
    実践形式の講義で受験に必要な知識の向上につながります。

学習の進め方

不動産コンサルティング技能試験に限らず、どんな資格試験でも、インプットした知識をいかにアウトプットできるかが重要になってきます。
下記は、当社「総合講座」を利用した学習方法の一例です。いち早く自分に合った学習方法を見つけて学習に励んでください!

STEP1 知識のインプット

まずは、基本テキストを読みましょう。一度で、全て理解する必要はありません。
各分野の幅広試験範囲を確認することが大事です。
一通り読み終わった後は、分野ごとの学習に移ります。
事業なら事業、税制なら税制と、その部分だけを学習しましょう。

STEP2 知識のアウトプット

次のステップは、アウトプットです。分野別過去問題集で、テキストで学習した分野の問題を解きましょう。
3週くらい回すと、知識の定着が実感できると思います。
過去問題の学習が終わったら、添削課題で実力試しをしてみましょう。
※STEP4のスクーリングに参加するためには、全添削課題の提出が必須となります。

STEP3 試験対策テキストで更なる実力アップ

試験対策テキストを使って、法改正情報や出題頻度の高い項目を重点的に学びましょう。
本試験に向けて頻出問題の解法を学習することで、更に実力がアップします。

STEP4 <オプション>スクーリング

余裕があれば、公益財団法人 不動産流通推進センターが主催するコンサルティング実務を学ぶスクーリングに参加しましょう。
実践形式の講義で本試験に必要な知識の向上につながります。

※総合講座を受講し、添削課題をすべて提出された方が対象となります。